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「行動設定」は、コーチングの5ステップにおけるステップ5に当たります。
(「コーチングの5ステップ」について、ご存知ない方、お忘れの方は、コーチングの進め方(大まかな流れ)を読んでくださいね)

このステップの目的は、

「あなたの現在の状況と、あなたが目標を達成した状況のギャップから、具体的な行動をあなたから引き出す」

ことです。

あなたが設定した目標が高いほど、「あなたの現在の状況」と、「あなたが目標を達成した状況」とは、ギャップがあることになります。そのギャップを埋め、できるだけ「あなたが目標を達成した状況」に近づくためには何が必要かを、あなたに考えてもらうことにより、具体的な行動があなたから引き出されるというわけです。

このステップにおけるコーチの役割は、「具体的な行動をあなたから引き出すのを支援し、その実行を後押しする」ことです。

まずは、あなたから行動を引き出すような質問をしていきます。具体的には、

「目標を達成するために、やりたいことは何ですか?」
「他にやりたいことはありますか?」

といった質問をします。「やりたいこと」が思いつかない場合には、「できること」でも構いません。(ただし、「やりたいこと」の方が自発的であること、現在の状況に引きずられていない挑戦的な行動に繋がりやすいことから、より望ましいと言えます)

行動が引き出された後は、それぞれの行動をより具体的にするための質問をしていきます。例えば、

「どの行動から始めますか?」
「いつから始めますか?」
「その行動を実行するためには、どのような準備が必要ですか?」

といった質問が該当します。このような質問を受け、あなたは、目標を達成するために必要となる具体的な行動を自分で決めることになります。具体的であること、そして自分で決めたことにより、あなたの自発的な行動が促されます。

また、行動の期日を決めたことで、この時点であなたはコーチと約束をしたことになります。これにより、コーチとの約束を守ろうという気持ちが働き、日々の仕事などに追われて、後回しにしてしまいがちになる、目標達成に必要な行動を優先して実行できます。

そして、あなたが決めた行動について、コーチがその実行を後押しします。

「あなたなら、必ずできると思いますので、ぜひやってください!」

といった言葉です。このような後押しにより、あなたの行動はより促されることになります。

以上、この記事では、「コーチングの進め方(ステップ5:行動設定)」について、お伝えしました。

IT人材育成コーチ
望月 祐臣(もちづき まさおみ)