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会社の規模が大きくなるにつれて、経営者のあなたや、幹部の方だけで、会社全体を把握することが難しくなっていきます。

そこで、有効な手段とされているのが、ボトムアップ経営です。

トップダウン経営とボトムアップ経営の違いでお伝えした通り、ボトムアップ経営とは、

「現場社員からの提案を基に、意思決定していく経営」

であり、

・お客様に一番近い現場社員からの意見が経営に反映されるため、市場に対応したアイデアを生み出しやすい
・現場社員が自分で考え、行動する力を身につけることができる

といったメリットがあります。

しかし、一方で、

・会社としての一貫性がなくなる
・会社としての意思決定に時間がかかる

といったデメリットもあります。

できれば、デメリットを抑えた上で、ボトムアップ経営を導入したいですよね。

ということで、この記事では、デメリットを抑えて、ボトムアップ経営を導入する方法について、お伝えします。

その方法とは、

・経営理念、経営ビジョンの浸透と、最終的な意思決定は、経営者が行う
・状況に応じて、部分的にトップダウン経営も採用する

というものです!
解説していきますね。

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経営理念、経営ビジョンの浸透と、最終的な意思決定は、経営者が行う
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ボトムアップ経営では、現場社員の方に任せる部分が大きくなります。
つまり、自然と現場社員の方が自分の裁量で行動する機会が多くなるわけです。

その際に、行動指針となるのが経営理念、経営ビジョンです。

経営理念、経営ビジョンが浸透していなければ、現場社員の方は、同じ状況だとしても、人によって、行動がバラバラになってしまったり、そもそも自分で考え、行動することができなくなってしまったりという状態になりかねません。

ということで、経営理念、経営ビジョンの浸透は、経営者のあなたが徹底して行う必要があります。
(経営理念、経営ビジョンを浸透させる方法について、詳しく知りたい方は、経営理念、経営ビジョンを浸透させる方法を読んでくださいね)

つまり、経営理念、経営ビジョンを浸透させることにより、それらに沿った形で、現場社員の方の行動を統一することで、会社としての一貫性を保つことができるというわけです。

また、ボトムアップ経営の場合、現場社員の方の意見は反映させますが、最終的な意思決定については、経営者のあなたが行う必要があります。

例えば、部長の方の意思決定を、経営者のあなたがそのまま採用する場合を考えてみてください。同じ案件であっても、営業部長の方の意思決定であれば、売上に重点を置いた案が採用され、生産部長の方の意思決定であれば、製造原価に重点を置いた案が採用されるかもしれません。

ということで、最終的な意思決定についても、経営者のあなたが行う必要があります。つまり、最終的な意思決定者を統一しておくことで、会社としての一貫性を保つことができるというわけです。

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状況に応じて、部分的にトップダウン経営も採用する
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ボトムアップ経営を実行していたとしても、

・赤字になる事業や部門が出てきて、現場の力では黒字にできない
・新商品・サービスの展開でスピードが求められる

といった場合には、その部分だけでもトップダウン経営に切り替える必要があります。

つまり、状況に応じて、経営者のあなたなどのの一存で決断することにより、会社としての意思決定が素早くなるというわけです。

いかがでしたか?

この記事でお伝えした内容を参考に、あなたが経営している会社に合った形で、ボトムアップ経営を導入してくださいね!

以上、この記事では、「デメリットを抑えて、ボトムアップ経営を導入する方法」について、お伝えしました。

IT人材育成コーチ
望月 祐臣(もちづき まさおみ)